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ラ・カステッラーダ

La Castellada ラ・カステッラーダ

ワイナリーを営むベンサ兄弟の内、ニコ・ベンサは、スタンコ・ラディコンとダリオ・プリンチッチとは同級生。このオスラーヴィアチーム、互いに影響しあい、さまざまな遍歴を経て成長してきました。

現在は、80年代からこのチームと醸造哲学を共有するヴェネトのアンジョリーノ・マウレ(ラ・ビアンカーラ)とともに、畑でバイオダイナミクスを実践。何事も実験・観察・結果考察のプロセスを重要視する学者肌的なニコは、バイオダイナミクスにおいてもやみくもに従うのでなく、慎重にひとつひとつ検討してゆく姿勢をとっています。

国際的ともよべるエレガントなスタイルのワインはしかし、長い熟成を待ちその潜在力を発揮することが多く、ヴィンテージによってはリリース当初わかりにくいという場合もありますが、高いポテンシャルは感じて頂けると思います。

トラディショナルからの発展

今回来日のニコロ・ベンサ(通称ニーコ)は知識の宝庫にして、自分のワインにも他人のワインにも非常にシニカルで、だけど彼なりのブレない審美眼を持ち合わせていて、そしてお茶目。非常に礼儀正しく、理知的で論理的に物を説明することにも長けているが、いちど熱くなると止まらないニーコ。お父さんが経営していたトラットリア用のワインを仕込んでいたニーコ&ジョルジョ・ベンサ兄弟は1985年からボトリングを開始します。近所にグラヴナーやラディコン、ちょっと離れたところでエディ・カンテやアンジョリーノなど、刺激し合える相手にも恵まれ、テロワール、ブドウの個性、年の個性、そして造り手の個性(思い)を最大限に反映したワインを目指し切磋琢磨してゆきます。

"トラディショナルなワイン" などと聞くと、私たち日本人的には、伝統的というくらいだから、昔の農民がやっていたような造りをしたワインのことなのかな、などと思ってしまいますが、ニーコ、ラディコン、ダーリオ プリンチッチなどが指す、"トラディショナルな(白)ワイン" とは、培養酵母を使用して、温度管理をしながら、モストのみで醗酵させ、酸化防止剤をたくさん添加し、目の細かいフィルターにかけてボトリングをしたもの。1985年当時は彼らが言うところの "トラディショナルな造り" こそ、クオリティ白ワインの生産方法であり、今は伝統を飛び越えて古代の造りにまで回帰しているグラヴナーを含む彼らでさえ、良いワインを造るために必要なことだと考えていたのです。

訪問の最中、僕的には受け入れ難い、幾つかの発言にはきつい反論をし、激論を繰り広げたにもかかわらず、僕の帰国を見計らうかのようなタイミングですぐにメールをくれ、「(新しい造り手との取引にそれほど積極的でないという)事情があることを聞いた上でも、君にうちのワインを扱ってもらいたいという気持ちを隠すことはとてもできない。とはいえ、仮に答えがNoだったとしても、友達として、フリウリに来た時には是非訪ねに来てもらいたい!」

そこから現在までに彼らが辿った、醸造に関する考えの変遷は、本当にドラスティックなものがあります。もちろん造り手各々で多少の前後はありますが、概ね以下のように変遷していきます。

ニーコのプロとしての矜持
1985年当時:ステンレスタンクで、培養酵母を添加して、温度管理をしながらの醗酵

1980年代後半-90年代前半:樽内でのアルコール醗酵&熟成を採用、それにより醗酵中の温度管理ができなくなり、醗酵温度が高くなり、温度が高いので野生酵母だけでも十分に醗酵を円滑に進められるので、培養酵母の添加をやめる。リッチな風味を付けるために、皆こぞって新樽を使用するように。

1995年:白ワイン生産にも醸し醗酵(皮や種ごとの醗酵)を始める。新樽に対して懐疑的になり、大樽を導入し始める。

1997年以降:グラヴナーやラディコンはアルコール醗酵の全工程を木製の開放醗酵槽で皮ごと行うようになる。グラヴナーはアンフォラでの醸造を実験的に開始。ラディコンは1999年、一部のワインを酸化防止剤無添加でボトリング、2002年以降は全てのワインを無添加でリリース。

この間、より凝縮したブドウを得るために畑では植樹密度を上げ、単位面積当たりの収量を約半分にまで落としていきます。化学肥料の使用もやめ、ボルドー液以外の農薬を使わず、草生栽培を実践します。

この過程の中で、常に白か黒というようなラディカルな選択をしてきたグラヴナーやラディコンに対し、ニーコというよりもラ カステッラーダというワイナリーは、牛歩戦術とでもいうのか、小さく確実にひとつひとつ歩を進めてきた観があります。ニーコ自身、自分のワインにはエレガンスを求める傾向があり、ラディコンのように野性味溢れるワインを個人的には認めつつ(好んで飲みつつ)も、自分のスタイルではないと考え、なおかつカステッラーダのワインを毎年買うお客さんが彼らのワインに期待、イメージするものから大きく逸脱したものは造るべきではないというプロとしての矜持みたいなものも持っているように感じます。

白の醸し醗酵に関しても、一部にやるだけで全量にやるわけではなかったり、その期間も短いことなど、何人かの造り手からしてみたら、どっちつかずだとか中途半端だと言われてしまい、ニーコ自身もそう言われている事を自覚しながらもゆっくりと前に進み…。この醸しに関して現在では、長い期間の醸しはブドウの品質が本当に良い年のみに許される、アロマティックな品種に関しては、苦味が出てしまうため、良い年であっても長い醸しに向かない、という考えに至っています。

誤解を超えて伝えたいこと 友人が書くワインショップのメルマガで、"誤解されていると思うワイナリーランキング" なるものを発表していたのですが、輝ける第2位の栄誉を賜ったのがラ・カステッラーダでした。ちなみに1位も3位もヴィナイオータの取り扱いワイナリー…ヴィナイオータは代表も含め、世間から誤解されることが多いようです。話を少々戻しますが、そのメルマガで伝えたかったのは、これほど普遍的味わいを持つ間口の広い、そしてちゃんと飲んでみると実に奥が深いワインがなぜもっと評価されないのか?ということだったのだと思います。

ラディコンのワインの色を見て、引く人がいても、ニーコのワインの色でビビる人はそういないと思いますし、味わいも然り。ヴィナイオータが多く扱うような、白ワインなのにオレンジ色とか茶色がかったワインなどに代表される、外観ないし香りが "一般的な" ワインと比べて異質なものが、時として愛情さえ込めて "変態ワイン" などと呼ばれることがあります。

"変" と呼ばれてしまうこと自体に非常に違和感を感じますが、多数決の論理でいうところのメジャーでないもの→マイナー→変という意味で使われているのだということは理解しているつもりです。とはいえ、太陽が常に燦々と降り注ぐ場所で暮らしていたら、肌の色が濃くなることのほうが自然…つまり変じゃないですよね?太陽を酸素に、肌をワインと置き換えれば十分に説明可能かと。100歩譲って、この "変" を受け入れたとしても、見た目も香りも味わいも造りも "変" なワインもあれば、見た目も香りも味わいもそんな "変" じゃないけど、造りは結構 "変" なワインもあるわけです。この時点で "変" というくくりには何の意味もなくなるような気がするのですが、いかがなものでしょう?

「普遍」と「変」の間にあるもの
"自然派" ワインを愛する人たちが、「変(色が濃いこと、濁っていること、還元していることなど)であっても美味けりゃいいじゃん」という本来の立場から、自然派ワインは(視覚、嗅覚的に)判りやすく変であるべきだ、と思ってしまっているような節を感じてしまうことに、自然派変態イタリアワインのインポーターと認知されているのかもしれないヴィナイオータは、危惧を覚えてしまうのです。自然派変態ワインという小さな(マイナーな)世界にも多様性があり、酵母由来の還元臭が立ち上がりにあるものもあれば、そんなニュアンスが皆無なものもある…。

ニーコのワインの凄いところは、畑、セラーで貫かれている哲学が、どうやら "変" と呼ばれてしまうものにもかかわらず、ワイン自体が全然 "変" でないことで、それこそもしかしたらニーコの思惑通りなのかもしれませんよね。
ヴィナイオータ的には、世の中の "普遍" と "変" をつなぐ橋として、ニーコのワインの立ち位置は非常に重要であると考えています。変であろうがなかろうが、ワインとして普通に美味しくて、スムーズに飲めて、そして次の日体が重くならなかったのなら、それでいいじゃありませんか!(輸入元資料より)

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