赤・750ml
ピノ・ノワール100%
自社畑の単一区画"Gloria"からのPinot Noir。彼らの畑は元々母が20年前に植えたPinot Noir/Chardonnayがオリジナル。開墾から一切の農薬を使用した事が無く、灌漑も行なっていない完璧なオーガニックの丘です。SO2を拒絶して不安定な出来栄えとなったPinot Noirから教訓を得て、2016以降は常にテイスティングを繰り返し少しでも腑に落ちない挙動をワインに感じた際にはSO2を7-15ppm使用しています(2016のGloriaはワインダイヤモンズの倉庫でいつ叩き起こされるか判らない長い眠りについております)。2017から劇的に変更を遂げたのですが、それは発酵槽。Jarrah【ジャラ】(西オーストラリアにルーツがあるオーストラリアにしか生えていないユーカリの一種)で作られ2400?の上面開放樽で80%の比率で全房発酵。セミカルボニックの状態でイチゴの香り全開に仕上げられています。MLFから半年強の樽熟成、バスケットプレスの後はステンレスタンクへ写し更に7ヶ月の熟成を経てボトリングされています。ミックスベリーの個性が非常に強く、酒質は非常にデリケート。全房故に色合いは優しく、タンニンも実に細やかです。Jarrahの大樽は液体と酸素の接触面積が一般的なバリックサイズよりも遥かに小さく、ワイン自体とてもクラシックな様相を呈します。古典的BaroloやBarbarescoなどもそうなんですが、液体がシャイで慎ましい性格に仕上がる様です。鰹節の様な旨味も効いていて非常に良い仕上がりですよ。(輸入元案内より)
自宅裏庭の丘から採れたピノ・ノワール(クローンは全て114)で、所謂モレ・サンドニの樹です。