白・750ml
アルネイズ(樹齢60年〜)
果皮とともに10日間、野生酵母による醗酵を促す。圧搾後木樽にて醗酵。10カ月の熟成、ボトル詰め後12か月熟成。最も樹齢の古い区画のみ、収穫を最大まで遅らせ、粒単位の選果を行い収穫、醸造したアルネイズ。気候のバランスの取れた 2019、完熟したアルネイズから生まれるアロマティックさと奥行きのバランスを感じる、複雑さ、奥行きのある白。
フォルナーチェの持つ畑の中で、最も標高の高い丘の頂点部分にある、高樹齢のアルネイズが植わる区画。最近のクローン選抜されたアルネイズとは全く違う個性を持ち、さらに非常に長い日照を得られるため、強い個性を持ったアルネイズが収穫できる。このブドウだけで醸造・ボトル詰めされた白となります。2019 年はデザヤよりも 2週間近く収穫を遅らせ、十分な完熟を迎えられたペダフォルノの畑。徹底した選果、そして果皮と共に 10日ほど木樽でマセレーションを行ったヴィンテージ。こちらについても、ワイン自体からそれほど強い果皮の印象はなく、むしろ果皮由来の香りの深さ、奥行き、立体感を感じる味わい、デザヤとは明らかに異なる個性を持ったワインとなりました。唯一残念な点を挙げるならば、生産量があまりに少なすぎるという事くらいではないでしょうか。強い果実と凝縮感、しかし非常にバランスを感じる今回のペダフォルノ。本来アロマティックさは皆無のアルネイズでありながら、「ワインに感じる強いアロマは、果皮が完熟することで生まれるのでは?」、と話すエンリーコとエマヌエーレ。アルネイズの隠された個性が垣間見えるような、他にはないエレガントさと奥行き、生産量が少ないことが本当に悩ましい、ぜひ飲んでいただきたいアルネイズです!(輸入元資料より)
※写真はイメージです。