赤・750ml
ピノ・ノワール 100%
Orchis mascula(ユーラシア・ラン)と名付けれたワイン。バラなどの花の香り、ブラック・チェリーやフランボワーズの香り豊か。色味は薄いが、味わいは心地よい滑らかさの中に強い旨みを感じさせる。
バラなどの花の香り、ブラック・チェリーやフランボワーズの香り豊か。味わいは心地よい滑らかさの中に旨みを感じさせるタイプ。美しい酸と果実味のバランスがよく、余韻も長い。本来のブルゴーニュワインに出会えたと絶賛される方が続出している。
【醸造に関して】
このキュヴェは高い品質のポテンシャルを持つ複数の区画から生まれる。手摘み収穫、慎重な選果。SO2無添加での全房発酵。少量のドライアイスを含む不活性ガスを使用。5日間の細胞内発酵後、最初のピジャージュによりアルコール発酵が始まる。発酵は約10日間続き、その間、数回のピジャージュを行う。圧搾は低圧(0.7バール)で穏やかに行います。ワインは樽(新樽10%)に重力式で移される。樽熟成期間12ヶ月。澱との接触熟成は瓶詰めまで続けられ、無濾過で瓶詰め。その際、少量のSO2を添加。
【クレールのワイン造り】
クレール・ノーダンのレンジは全房による発酵を行う点が最も顕著である。このあたりはクレールの夫であるドメーヌ ビゾの当主ジャン・イヴ・ビゾ氏が行う全房発酵のスタイルに近いものがみられる。
ワイン造りにおいてクレールの改革は、全てのポンプを廃したことに始まる。種子の破砕が無くなりクリーンな果汁を得ることが出来た。亜硫酸(SO2)使用の極小化。マロラクティック発酵終了時まで一切の亜硫酸を添加しないキュヴェも多く存在する。ドメーヌでは自生酵母で発酵を行い亜硫酸添加によって、酵母の働きを弱めたくないためだ。赤ワインの清澄は行わない。濾過は珪藻土による軽い濾過、そして濾過を行わない場合もある。ボトリング時にワイン内にCO2は多い目に残しワインを酸化から守り、熟成を良好なものに導く。最良質の天然コルクを使用。
ナチュラルなワイン造り、とは言っても全て自然任せにしては良質なワインは出来ない。ワインメーカーは常にワインの状況を注視し、必要な場合はその進むべき方向を修正してやらなければならない。手をかけ過ぎるのは禁物だが、放置することでは良き結果は生まれない。彼女の造る、オルキス(オート・コート・ド・ボーヌ ルージュ)はマロラクティック発酵の終了後に僅かな量のSO2を添加する。マロラクティック発酵の後、減酸されたワインには野生酵母や野生乳酸菌がワインの味わいを劣化させてしまう。それまで保ち続けてきた美しいワインの味わいがまるで煮豆の様に変質してしまう。僅かなSO2の添加によってワインは見事にテロワールを表現した美しい存在として飲む者を魅了する。それがクレールのワイン造りだ。