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カスタレード
Castarede カスタレード
ボルドーの南、南西地区 ガスコーニュ地方で造られるアルマニャック。700年の歴史を誇るアルマニャックは、フランスで最
も歴史のあるブランデーです。
そんなアルマニャックの最重要地 Bas-Armagnac(バ・アルマニャック)の中心部にセラーを構えるカスタレードは、1832年に
登記され、2012年に180周年を迎えた、現存する最古のアルマニャック・ハウスです。
○アルマニャック
地元の品種(バコ、フォル・ブランシュ(ピクプール)、ユニ・ブラン、コロンバール)から造られたワインを蒸留し、地元の
オーク樽で熟成されるブランデー。
○歴史
ローマ人が葡萄を持ち込み、アラブ人がアランビック(アルマニャック独特の蒸留器)を発明し、ケルト人が樽熟成を教えた。
1870年代にフィロキセラによって壊滅的なダメージを受けたが、20世紀初頭には復活を遂げた。
○製法
昔ながらの製法で、砂糖や二酸化硫黄など何も加えられずに醸造された白ワイン。その白ワインをアランビックという特殊な蒸
留器にかける。得られた液体は、アルコール度数 52 〜 60度 となる。 そしてここから重要な熟成に入る。熟成の要素は樽
とセラー。樽は、葡萄が育つのを見守ってきた地元の木材で仕立てられる(400L)。そしてセラーは、湿度が高いことが重要と
なる。湿度があることによって、まろやかで優美な液体が生まれ、その液体は美しい琥珀色をまとい、後にマホガニー色を帯び
る。
○カスタレードの特徴
良質の蒸留酒のみが持つ華やかな香りと澄んだ味わい、しなやかな質感。風味が豊かで、アルコール感は高すぎず、調和が取れ
ている。
○主な取り扱い店
Plaza Athénée, Fouquet's, Le Crillon, Le Grand Véfour, L'Arpège, La Tour d'Argent, Maxim's, Le Louis XV, The Fat
Duck, Karmeliet, Burj Al Arab, 他多数
《輸入元資料より》