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ロアーニャ

Roagna ロアーニャ

ロアーニャは一世紀半以上も昔からてバルバレスコを生産している伝統的なワイナリー。つまり現在伝統的呼ばれるバルバレスコ特有のスタイルが生まれた頃に、現当主のルーカからさかのぼること5世代、ヴィンチェンツォ・ロアーニャがバルバレスコの小さな村の中心にワイナリーを開いたのが始まり。

さらに農業学校を卒業しジョヴァンニのもとでワイン醸造を学んでいたルーカの父、アルフレッドが1990年にカスティリオーネ・ディ・ファッレート村のロッケ地区、500年以上の歴史を持つカッシーナ・ピーラを購入したことで、ワイナリーはバローロの生産にも乗り出すという大きな一歩を進めた。

90年の終わり頃から、5代目当主ルーカ・ロアーニャはヴィニェロンとして常に父親の元で畑作業と醸造の修行を本格的にはじめ、さらにカッシーナ・ピーラにアグリツーリズモを開いたことで、世界中の伝統的ワイン愛好家とロアーニャ家が直に交流を取れるよう道を広げた。

このことが現在まで影響し、3年前まで全生産量の99%を外国へ輸出していたという(現在は10%が国内消費)信じがたい現象を生み出した。USAでは何十年も前からオークションの常連となるほどの不動の人気を博していたのに対し、イタリア国内ではつい最近までほとんど無名なだけでなく、どこでも見かけることがなかった。

一部の熱狂的な伝統的ネッビオーロの個人愛好家の口コミでわずかに、じわじわとその評判が広がっていったが、最近のエスプレッソやガンベロ・ロッソをはじめとするメディアでの急激な祭り上げぶりはあまりに極端で、長い間一時の現代的なバローロ全盛期に疎外され続けてきた苦い経験を持つロアーニャ家は、現在の批評家たちの手のひらを返したような熱狂振りを冷めた視線で見ている。

ルーカはこう語る「僕たちは一世紀半以上前から、全く変らない。今後も変ることはないだろう。それはワインに対する哲学というよりは、人生の選択なんだ。テクノロジーに助けられることもあることは認めるし、必要があればある程度取り入れるのはやぶさかではないけれど、それはあくまで、ネッビオーロというこの土地のテロワールの最大の表現方法であるブドウのアイデンティテイーの追求に有効であるという場合にのみ限られる。ランゲのワインの偉大さは、ひしめき合った丘のひとつひとつがそれぞれに違った個性を持っているということだ。そのテロワールをどこまで見極められるか、そしてそれをどうしたら損なわずにワインに表現できるかをひたすら観察し、自然が与えてくれるものをただただ壊さないよう注意することだけが、僕らに与えられた唯一の課題だと思うから。ロアーニャは、変らないんだ。」
<<輸入元資料より>>

「何年ワインの世界でやってるの?」
「27年だよ。」
「……ルーカ、あなた今何歳?」
「27歳だけど?」

ルーカとは昨年12月に初めて出合った。彼らのことは、仲のよい二人の造り手から全く別ルートで紹介してもらった。バローロ・バルバレスコの古いヴィンテージはほぼ飲みつくしているのではないか、、というトリンケーロのエツィオ・トリンケーロと、シチリアの若手女性醸造家 アリアンナ・オッキピンティだった。
古典的なバルバレスコの造り手だけれど、バローロも造っている。俺は好きなタイプ、とエツィオはロアーニャの名前を挙げ、「若いけれど、ものすごく畑のことを知っている」とアリアンナは言った。親友だから電話してあげる、とその場で彼の携帯に電話したのだ。それが昨年の4月。12月になってやっと彼を訪問することができた。

ワイナリーへ着くと、ルーカが迎えてくれる。赤いブルゾンを着た小柄な、非常に若い男の子だ。…正直、あら、お父さんは留守なの?と尋ねたくなった。あんまりにも子供に見えたのだ。自己紹介して挨拶したとたん、いきなり機関銃のように話し出す。ものすごい勢いだ…ちょっと只者ではない感じのせわしなさだった。「とりあえず、もう日が暮れてしまいそうだから急いで着いてきて!」といってセラーのすぐそばの畑、パイエに案内される。気温はマイナス3度。12月中旬だったがピエモンテは50年ぶりの大雪で、畑の中は詳しくわからない。

寒いけれどちょっと我慢して。なんせココが一番大切だから。ワイナリー訪問に来る人たち全員例外なくまず畑からはじめてもらう。僕らは異なるテロワールの大まかに大きく4箇所に分かれた畑を所有しているから、本当だったら全部回って違いを見てもらう。土も触ってもらう。今日は雪に埋もれているから無理だけれど…。寒い?でも我慢して。コレからが大切なんだ。」と一気にまくし立て、遠くの丘を指差した。

あれがピーラのある方。あっちがセッラ・ルンガ、ヴィーニャ・リオンダの畑は特殊な土壌で…。あの丘の向こうがロッカのあるカスティリオーネ・ファッレート…。1時間ほどそれぞれの畑の土壌やミクロクリマの違いを説明した後、彼らが畑と呼ぶとき、それは最低でも30年以上の樹齢があるものをさすことを説明しはじめた。真剣なワインを造るなら50歳以上の畑じゃなきゃだめだ、と。

ランゲDOCという底辺からスタンダードキュヴェ、リゼルヴァ、リゼルヴァの中のリゼルヴァと登ってゆく、ワインのラインナップに設けられた明確なヒエラルキーを教えてくれた。畑の年齢によっただいたいが決まってくるという。30歳以下の畑は、彼らにとってはまだ赤ん坊のような存在なのだそうだ。

「セラーも見る?見せるものなんて別にないけれど」と縦型の、3mはあろうかという背の高い縦型の木樽が所狭しと立ち並ぶ部屋に入り、わたしの次々に湧いてくる質問を片っ端から一蹴していった。

温度管理をしているのか、「NO」。セレクション酵母を使っているのか、NO.「NO」。醗酵時にSO2を使用しているのか、「NO」。

何年間樽で熟成させるのか…質問するんじゃなかったと後悔した。セラーも非常に寒い。既に一時間以上外に立ち尽くしていたので体が芯まで冷えてしまった。話は一向に終わらない。でも、この話題にはワタシが質問しなかったとしても結局たどりつくことになっただろう。

彼らは、世の中に出回っている多くのネッビオーロが、その本当の個性を発揮できる前に消費され、誤った評価を受けてしまうことを憤慨していた。バローロやバルバレスコのように長命で、長い熟成の末やっとその真価を発揮するようなワインを、まったく飲み頃にならないうちにリリースしてしまう造り手に責任がある、と批判する。消費者にタンニンがガチガチでまったく飲むに値しないワインを売りつけておいて10年後に飲んでくれ、と求めるのに無理がある。だいたい、どこでそのワインを保存したらいいのだろう?インポーターに10年保存してから売ってくれ、と頼むのもお門違いではないか。だったら造り手が責任を持つしかない。確かに。それはバローロやバルバレスコにだけ言えることではないけれど。いまや飲み頃になってからリリースされるワインなんて見つけるほうが難しい。

そんな話をしながら、カーヴへ移動した。とにかくその夥しいボトルの数には、恐怖さえ感じるほどだった。いったい何十万本のワインがあるのだろう。 飲み頃になるまで待ってからリリースする…言葉でいうのは簡単かもしれないけれど、その意味するところはこれか。ため息がでてしまった。

次の日、アルバで今おそらく一番はやっていると思われるワインバー、ラ・リーヴェラというお店にアルバに住む友人とでかけたら、ロアーニャのバローロ ラ・ロッカ エ ピーラ1996年のリゼルヴァがあった。かなり良心的な値段。ワインリストではノーマルのバローロなのに、テーブルであけてくれたのはリゼルヴァだった。

アルバに住み、手当たり次第バローロを飲んでいるその友人が「出てきてすぐに、こんなにすんなり飲むことができるバローロ、確かにどこでも売ってないよね」と感動していた。(2009年2月サノヨーコの買い付け時のレポートより抜粋)

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